【クレドとは】
「クレド(Credo)」とはラテン語で「信条」あるいは「哲学」とも訳されます。
いわゆる、日常の仕事をしていく上で、社員自身が常に意識する行動指針、行動基準、考え方です。
企業には事業主により作られた「経営理念」が多く見うけられますが、クレドはすべての社員を巻き込み、社員一人一人が主役となって作ります。
クレドとは、経営理念を実現するために必要な職場の共通の価値観を、わかりやすい言葉で表現したもので、その会社で働いていくために最も重要な「社員全員が共有すべき信条」を取りまとめたものです。
クレドの活用方法としては、ポケットサイズの小さなカードにまとめ、社員全員が持ち歩き、それを意識することで、クレドに基づく考え方が、日頃の仕事の進め方やトラブルを対処する場合の行動基準にもなります。
また、朝礼や会議等でクレドに結びついた日々の小さな成功体験を発表することもできるでしょう。組織で大切にする共通の価値観を、クレドという目に見えるツールとして、社員が行動をしていくことになります。
クレドの作成の大まかな流れとしては、
「自己を振り返る」→「価値観を共有する」→「共感するキーワードをまとめる」→「クレド発表会」となります。
一般的に、完成まで6ヵ月から1年ほどかかりますが、その過程で自社の大切なことが見えてくるでしょう。
クレドを導入する企業としては、ザ・リッツカールトンホテルやジョンソン&ジョンソンが有名ですが最近は大企業のみならず、業種を問わず導入する中小企業も増えてきました。

T&Kは、社員を中心としたクレド作りの支援、導入からクレド定着までのコンサルテイングをおこなっています。

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