平成28年、本年も宜しくお願い申し上げます。
旧年中は格別のお引立てを賜り、誠に有難うございました。
新しい年を迎え、これからも社会保険労務士、人事コンサルタント、研修インストラクターとして皆様のご要望にお応えできますよう、あらたな思いで業務に邁進していきたいと存じます。
今年も皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますよう、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。 (平成28年1月1日 戸谷一彦)
旧年中は格別のお引立てを賜り、誠に有難うございました。
新しい年を迎え、これからも社会保険労務士、人事コンサルタント、研修インストラクターとして皆様のご要望にお応えできますよう、あらたな思いで業務に邁進していきたいと存じます。
今年も皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますよう、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。 (平成28年1月1日 戸谷一彦)
1. ハラスメントの基本知識
・ハラスメントの定義(セクハラ・パワハラ・マタハラなど)
・最新のハラスメント(リモハラ、カスハラ、ジェンハラ、スクハラ、スメハラなど)
・ハラスメントを取り巻く職場環境
・ハラスメントの実態と問題点
2. ハラスメントの対応策と実務上のポイント
・事例研究と演習(セクハラ・パワハラ事例)
・パワハラ防止法(2022年4月より中小企業にも適用)
企業がとるべき措置と対応策
・相談窓口の対応
・ハラスメントの解決方法(行為者、被害者)
・ハラスメントを受けたら
3. ハラスメント予防のために
・ハラスメントを起こさない職場へ
・ハラスメントにならない指導と叱責の境界線
・上司と部下のコミュニケーション
・社員の成長と組織の活性化
平成28年4月より「キャリアコンサルタント」が国家資格となりました。登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家であり、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。 キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。
私(戸谷一彦)も「キャリアコンサルタント」として企業、職業訓練校等にて現在、キャリアコンサルティング(年間50人〜60人)を実施しています。病気を予防、早期発見するために人間ドックがあるように、今後は自らのキャリアを診断、キャリア形成を促進・支援するために、「キャリアドック」制度の導入が推奨されています。ジョブカードの普及とともに、助成金やキャリア支援としてのニーズも高まっていると思います。
キャリアコンサルタントになるためには、学科試験と実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することにより「キャリアコンサルタント」として名乗ることができます。学科試験は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と共同で、同一日に共通問題で行います。その他、キャリアコンサルタントは5年ごとに更新を行い、最新の知識・技能を身につける必要があります。 (平成28年8月 戸谷一彦)
「ふれあいフェスタ」は毎年行われている新宿区最大の区民祭りで、今年(平成28年)も10月16日(日)、都立戸山公園で開催されました。今年は「3つのステージ」と「8つの広場」で約100の団体が参加し、盛りだくさんのイベントや催しに大勢の来場者が集まりました。
社会保険労務士会 新宿支部も、地域のイベントとして毎年参加をしています。展示ブースに来られた方々には、クイズの問題(最低賃金、労働時間、年金、社労士の仕事内容等)を解いてもらい、また相談コーナーでは、個別の無料相談を開催いたしました。今年は問題を700枚配布(実際の解答者数は600人)、解答された方々には景品としてトートバッグや、社会保険労務士の案内チラシ等を配布いたしました。
来場された方々とお話して嬉しいことは、「労働時間や賃金、社会保険、年金に関することが聞けて良かった!」と笑顔で言っていただけることです。地道ではありますが、毎年参加することで社会保険労務士の認知度も上がってきたように思います。楽しい雰囲気の中、これからも、皆さまの身近な良き相談者でありたいと改めて感じた一日でした。
(平成28年10月 戸谷一彦)
今年も企業、団体、学校等で研修講師の仕事が始まりました。
私は自分の仕事内容を聞かれたとき、主に3つの仕事をしていますと答えています。
1つは社労士としての仕事。2つめは採用、面接、キャリアについてのカウンセリングやコンサルタント。3つ目は研修講師としての仕事です。
最近では私自身研修講師としての仕事が多くなり、年間120回くらいの研修を企業、官公庁、公共団体、学校等で実施しています。
私の講師としての研修は、社労士としての内容(労務管理、社会保険、年金、人事制度等)を学ぶための研修もありますが、どちらかというと、人材育成やコミュニケーション力の向上、営業の実績や業績が上がるよう、組織としての力を高めていく内容が特徴です。
またハラスメントの防止や、階層別(新入社員から役員まで)研修を通して、そこで働く人たちが生き生きとして仕事ができるよう、後押しをしていく内容も数多くあります。
他の研修と大きく違う点は、組織のニーズに合う内容であることは勿論のこと、問題点を自ら考え、気づきを得ることができるよう、参加者が率先して話し合える実践的な内容にあります。また、研修中に気づいた点を担当者や本人にフィードバックをし、課題を出して日頃の仕事で実践できるよう、職場へ戻った後でも、日々研修で学んだことを振返りながら仕事ができる点にあります。
研修というのは、研修後に参加者が同じ考え方や行動をしていては意味がありません。ただ研修を受けて終了ということではなく、自分で考え、自らが行動できるよう、内省を深めながら、仕事を通して成長できる仕組みを学ぶことにあります。
企業や団体の研修では、当然ながら自らが率先して参加ということより、組織から参加するよう求められて参加する方々も多く見受けられます。最初は何でこんな研修を受けるのかと、後ろ向きに参加された方でも、途中から本当に熱心に、自分で考え、自分の意見を述べ、最後には参加して良かったと笑顔で帰っていくケースがほとんどです。
講師としての達成感や充実感を感じる瞬間かもしれません。
私が研修講師をしていく理由は、社労士としての人事労務や社会保険、人事制度や就業規則等の制度作りだけでは、人は成長できないことがよくわかるからです。
ルールや制度だけでは人材は育成されません。そこで働く社員がどんな働きをしていくのか、会社の進むべき目的と同時に一人ひとりが自分の目的を見いだせるようになれば、ハラスメントやメンタルヘルスの問題が起こる頻度はずっと少なくなるでしょう。それによりコミュニケーション力が高まり業績が上がっていきます。
研修をし過ぎて倒産する会社はありません。当たり前のことですが、業績を向上させるためには人を育てることも企業にとって大事な仕事となると思います。時間は少しかかるかもしれませんが、人が辞めずに成長していける仕組みを作ることが大切です。
研修を受けた社員は必ずどこかでその学びを思い出し、仕事や人生に生かすことができるからです。
私自身、一人でも多くの方々が前向きに仕事に向かい、仕事や人生の中で輝ける生き方ができるよう、一人ひとりの力が組織の力となることを信じて、地道ではありますが、今日もまた、様々なところで研修講師としての仕事をしていきたいと思います。
(平成29年2月1日 戸谷一彦)
平成29年7月、『社長、その一言がパワハラです!小さな会社のハラスメント対策』が、セルバ出版より発売されました「定価 1,600円(税別)」。
(著者 T&Kマネジメントオフィス代表 特定社会保険労務士 戸谷一彦)。
ここ数年、職場での人間関係の悩みとして、特にパワハラの相談が多く寄せられています。
「上司の言動をどう指導したらよいか」、「社員が働きやすい職場をどう作っていけばよいか」など、早急にパワハラへの対応が求められている職場も多く見受けられます。
本書では、ハラスメント(セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラなど)の知識を正しく理解し、ハラスメントをしなさい、させないためには会社がどう対処していくべきか、具体的な事例や対応策について説明しています。一方で、職場でハラスメントを受けないための自己防衛についても言及しています。
さらに、ハラスメントを生まない職場づくりへの考え方や行動について、仕事の進め方、上司と部下のコミュニケーションの取り方など、働く人が生き生きと仕事ができる職場環境の改善についても記載しています。
本書を通して、働くことで人が成長できる、ハラスメントのない職場を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
興味、関心のある方は、是非一度ご覧いただければ幸いです。
全国書店、通販、出版社(セルバ出版⇒http://seluba.shop-pro.jp/?pid=119002747)などで好評発売中です(平成29年7月)。
1.社員(部下、同僚、上司、顧客)とのコミュニケーションで大切なこと
2.部下育成のための実践的な指導方法
3.事例演習、グループ討議
4.社員のキャリア形成
5.社員が辞めずに育つ職場環境
6.人材育成から組織の成長へ
東京都新宿区の社会保険労務士事務所「T&Kマネジメントオフィス」です。
人事労務・社会保険のコンサルタントとして労働・社会保険の手続き業務を始め、就業規則・人事の制度設計に至るまで経営者の皆様とともに人事・労務の悩みを一緒に解決いたします。